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【寄稿】国政刻刻「参議院文教科学委員会」

2019年11月21日 更新メディア掲載

 

7月の改選後、参議院の常任委員会において文教科学委員会理事を拝命している。

ところで、近年、カタカナで書かれた難解な外来語が多くなったと感じることがある。例えば、レガシー(遺産)、ダイバーシティ―(多様性)など枚挙にいとまがない。外来語の定義については諸説あるが「主として欧米諸国の言語をもととして、カタカナで表記される語」というのが一般的である。因みに日本語の単語をその出目によって分けたものを「語種」といい、現代日本語は次の4種類に分類される。和語(やま、かわ)、漢語(手紙、汽車)、外来語(主として欧米の諸言語から借用)、混種語(プロ野球、オリンピック競技)である。

一方、市井において定着し、本来の日本語があるにもかかわらず、日本語のように生活に密着し使用されている外来語も多くある。例えば、ボランティア、スポーツ、ヘルパー、他にも、タオル、ハンカチの類を「手ぬぐい」という人はもはや少ない、また、頻繁に使用されているハードウェア、ウェブサイト、バリアフリーなど日本語に置き換えようがない外来語も数多くある。

ところで、文化庁は平成7年から毎年「国語に関する世論調査」を実施している。平成24年の調査では、約75%の人が「外来語・外国語の使用が多い」と感じ、平成29年の調査では「カタカナ語の意味が分からなくて困ることがある」と回答している人の割合は83.5%に達し、外来語の使用に関する懸念が伺われる。現在、文化審議会に設けられた国語課題小委員会において「公用文作成の要領」の見直しについて検討が行われており、来春には具体的なガイド、解説が報告される予定である。

言葉は時代や社会と共に変化し、わが国においては古来、積極的に取り入れられてきた経緯がある。ひらがな、漢字、カタカナの織り成す微妙な変化が日本語の特徴であり、日本文化の源泉なのである。英語の民間試験が話題となったが、言語や試験は文部科学行政の要であり、心して取り組んでいきたい。

参議院議員 小鑓 隆史

滋賀報知新聞 「国政刻刻」(令和元年11月21日掲載)

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